夏の風物詩戻る 与論町古里集落

4年ぶりに開催されたハーレー競争大会=与論町皆田海岸=

みなと祭りハーレー競争4年ぶり開催

 【沖永良部】みなと祭り・ハーレー競争大会(古里自治公民館主催)が15日、4年ぶりに与論町の皆田海岸であり、晴れ渡った空の下、地元住民が熱戦を繰り広げた。

 祭りは、海への感謝と地域の活性化などを目的に行われてきたが、新型コロナウイルス感染症の影響で中止していた。

 ハーレー競争には、古里集落小組合対抗の部に5チーム、一般の部に3チームが出場。選手らは、スタートの合図が鳴ると全力でかいをこぎゴールを目指した。観客らも力いっぱい太鼓をたたきながら「頑張れ」と声援を送っていた。

 一般の部で優勝したチーム野獣の北村佳右さん(25)は「すごく楽しかったし、1位でゴールできて気持ちよかった」と笑顔。

 古里自治公民館の川畑義谷館長(67)は「ようやく夏の風物詩が戻ってきた。和気あいあいと楽しんでいる住民の姿を見ているとうれしくなる」と話した。