与論高、朝日中、名瀬中 南九州大会への出場権獲得

与論高校吹奏楽部=提供写真=

 

 

朝日中学校吹奏楽部=提供写真=

 

 

名瀬中学校吹奏楽部=提供写真=

 

 

金賞8、銀賞6、銅賞3
県吹奏楽コンクール奄美関係

 

 第68回県吹奏楽コンクール(県吹奏楽連盟主催)はこのほど、鹿児島市の川商ホールであった。奄美群島の高校6校、中学10校、小学1校が出場。県代表として与論高校(部員13人)、朝日中学校(同12人)、名瀬中学校(同16人)が11日に熊本県の玉名市民会館ホールである第19回南九州小編成吹奏楽コンテストへの出場権を獲得した。同コンクールで奄美関係は金賞8、銀賞6、銅賞3の成績を収めた。

 与論高の竹内詩帆部長(3年)は「県大会は楽しく演奏できたが、まさか県代表に選ばれるとは思わなかった」と県大会を振り返り、南九州大会へは「賞の色にこだわらず自分たちができる最高の音を響かせたい」と話した。堀之内拓郎顧問(35)は「現在の部員では未経験となる8年ぶりの南九州大会。力まずに自分たちの表現ができるよう演奏に集中して」と声を掛けた。

 朝日中の平野歩海=あゆみ=部長(3年)は「楽器の運搬など保護者や先生の助けがあって頑張れた。関わった人たちに感謝したい」と話し、請島煌晟副部長(同)は「自分たちの表現で、南九州では県大会よりもきれいな音を響かせたい」。安留愛顧問(31)は「生徒たちがしっかり練習した成果が出た。南九州では朝日中らしい、響きのある温かい音を届けたい」と語った。

 名瀬中の小元瑛蓮=えれん=部長(3年)は「大編成部門での九州大会を目標としていたので、悔しさとうれしさが半々。出場できない学校の分まで頑張りたい」。武田琥次朗副部長(同)は「南九州大会は、県大会よりレベルの高い演奏をしたい」と話した。南知亜紀顧問(34)は「南九州大会までに、名中らしく小編成の良さが伝わる演奏ができるよう仕上げていく」と語った。

 奄美関係の入賞は次の通り(Aは大編成、Bは小編成)。

 【高校A】▽金賞 大島▽銅賞 徳之島▽おりべ賞 大島(サックス)、徳之島(ティンパニ)
 【高校B】▽金賞 与論▽銀賞 樟南第二、喜界▽銅賞 古仁屋
 【中学校A】▽金賞 名瀬、龍南、亀津▽銅賞 赤木名▽おりべ賞 名瀬(パーカッション)
 【中学校B】▽金賞 朝日、天城、与論▽銀賞 和泊、喜界、知名▽おりべ賞 天城(チューバ)
 【小学生】▽銀賞 奄美