県下一周駅伝大島チーム 夏合宿

2㌔走に取り組む県下一周駅伝大島チームの選手ら(11日、和泊町)

チームワーク強化へ
沖永良部で6年ぶり

【沖永良部】県下一周駅伝大島チーム(川元英経監督)の夏季合宿が11日、沖永良部島で始まった。奄美大島4人、徳之島1人、沖永良部島5人の合計10人(うち高校生4人)が参加。来年2月の本番に向け、脚力とチームワークの強化を図る。合宿は12日まで。

沖永良部島での合宿は6年ぶり。11日の定期船で監督と選手らが到着後、和泊町でトレーニングを開始した。初日は2㌔走を早いペースで4本こなし、2日目は20㌔走に取り組む。

田皆中出身で鹿児島実業高校陸上部1年生の神崎太郎さん(15)は「台風の影響で高校の合宿には参加できなかったが、大島チームのメンバーと練習できたのは大きい。出走メンバーに選ばれるようしっかりトレーニングしたい」と話した。

川元監督(47)は「合宿を通して、世代を超えてチームを引っ張っていくような選手が出てきてほしい。来年の大会でCクラス優勝を目指したい」と語った。