ヨロンサンゴ祭

商店街を練り歩くパレード参加者ら(12日、与論町)


夜空を彩る花火(13日、与論町)

パレードやステージ発表で盛り上がる
4年ぶりの2日間開催
待ちわびた観客ら「ありがとう」

 【沖永良部】ヨロンサンゴ祭(同実行委員会、与論町連合青年団主催)が12、13の両日、与論町の茶花海岸などを会場に開催された。2日間開催は4年ぶりで、初日のパレードから多くの家族連れらでにぎわい、フィナーレの花火大会では、最後の花火は打ち上ると、観客から「ありがとう」の声が上がった。

 12日午後5時半、銀座通り商店街でパレードがスタート。5団体約200人が練り歩き、仮装やダンスの披露で観客を楽しませた。

 その後、茶花海岸の特設ステージで舞台発表や各種イベントが行われた。スイカ割大会には小学生4人が挑み、目隠しをした子どもたちが、観客の「もっと左!」「行き過ぎ」などの掛け声を頼りにスイカを割った。

 ステージのラストは、与論町出身の歌手、川畑アキラさんら5人組バンド「与論島新選組」が出演。迫力の歌声と演奏で会場を盛り上げた。

 フィナーレの花火大会では、約2000発の花火が次々と打ち上がり、茶花海岸の夜空を彩った。