与論町長・町議補選 当選証書付与

港委員長(手前)から当選証書を受け取る田畑氏(与論町役場)

町議補選で初当選した吉田氏(与論町役場)

田畑氏「町民の声を町政へ」
吉田氏「精いっぱい頑張る」

 【沖永良部】与論町長選挙と町議会議員補欠選挙(欠員1)の当選証書付与式が4日、同町役場多目的ホールであり、町長選で初当選した田畑克夫氏(64)、町議補選で初当選した吉田剛氏(41)に、町選挙管理委員会の港沢勝委員長から当選証書が手渡された。町長の任期は25日から4年間。町議は2024年9月13日まで。

 町長選挙の当選証書付与式には、役場職員や後援会関係者ら約30人が出席した。港委員長は「獲得した票は、今後の町政運営に思いをはせ投じられた。島を想う人々の英知を結集し、新体制のもとで輝ける与論町を築き上げてほしい」。山元宗町長は「職員と一丸となり、チーム与論町として課題解決に果敢に取り組んでほしい」。町議会の沖野一雄議長は「与論の顔として4年間全力で頑張ってほしい。是々非々で議論を交わしながら、与論のベストな方向を一緒に考えていこう」と激励した。

 当選証書を手にした田畑氏は「町の方向性を確かめながら、職員と一緒になって汗をかきたい。これからの4年間、町民の意見を聞き、町政に生かしていきたい」。吉田氏は「選挙戦を通して多くの町民から応援をもらった。今回戦った相手は同級生でもある。彼女の気持ちも十分にくみ、精いっぱい頑張りたい」と決意を語った。