27陣営が出席した奄美市議選の立候補予定者説明会
定数22に27陣営出席
任期満了に伴い10月22日告示、29日投開票される奄美市議会議員選挙(定数22)の立候補予定者説明会が19日、同市役所5階会議室であった。現職14、新人13の計27陣営の立候補予定者や代理人らが出席。約1か月後に迫った同市議選に向け、真剣な表情で市選挙管理委員会などの説明を聞いていた。
市選管の元多政重委員長は「市議選は、市民にとって最も身近で、最も関心が持たれている選挙。市民のリーダーとなることを自覚し、公職選挙法を順守してクリーンな選挙を行うようお願いしたい」と述べ、奄美署の担当者も選挙違反がないよう各陣営に呼び掛けた。
選管事務局が各陣営に選挙日程や立候補届け出に必要な書類など選挙活動について説明、選挙運動用はがきの取り扱いや供託金などについてそれぞれ関係機関が説明した。
4年前の前回市議選(2019年)の投票率は66・57%。同市明るい選挙推進協議会の屋宮重藏会長は「奄美市となってからの投票率は年々低下傾向にある。選挙では市民に政治参加を強く呼び掛けてもらいたい。公選法を厳守し、『贈らない、求めない、受け取らない』を守り、不正のない選挙に取り組んでほしい」などと呼び掛けた。
同市議選の日程は次の通り。
▽10月22日=告示、立候補届け出受け付け(午前8時半~午後5時、市役所5階会議室)▽同23日~28日=期日前投票(会場は各総合支所3か所)▽29日=投票は午前7時~午後6時。投票所は市内33か所(名瀬21、住用3、笠利9)。開票は午後8時~名瀬小学校体育館で。
選挙人名簿登録者数は9月1日現在、3万4402人(男1万6361人、女1万8041人)。