田畑与論町長、初登庁

初登庁し、庁舎に詰め掛けた町民らと握手を交わす田畑克夫町長(25日、与論町)

「みんなが飛躍する島に」

 【沖永良部】今月3日の与論町長選挙で初当選した田畑克夫町長(64)が25日、初登庁し、職員や町民が大きな拍手で出迎えた。

 午前8時30分頃到着。入り口前で職員から花束を受け取り、役場庁舎へ入った。

 就任式で沖野一雄議長は「素晴らしい未来に向けた島づくりを一緒に進めていきたい」、久留満博副町長は「職員全員が家族。みんなで支援していく」、町岡光弘教育長は「町民が大きな期待をしている。みんなが輝く島づくりを行ってほしい」とそれぞれ激励した。

 田畑町長は、庁舎内に集まった職員や町民を前に「町民の意見を聞き、町民に開かれた、分かりやすい政治を進めていきたい。政策は、職員と町民の手にある。島で生まれ、島で育って良かったと思える子どもたちを育て、若い人もお年寄りも活躍する島づくりをしていきたい」と語った。