東京奄美会 チャリティーゴルフ会

参加者を前にあいさつする、東京奄美会井上脩士会長

東京山ゆり会のメンバーが、参加者のプレーを祝うようシマ唄を熱唱

「後輩たちの勉学に役立てて」
20万円を目録贈呈

 【東京】東京奄美会と関東奄美ゴルフ会はこのほど、埼玉県でチャリティーゴルフ大会を開催した。大会には135人が参加。酷暑の下で好、珍プレーを繰り広げた。熱戦のあと、クラブハウスでは懇親会が行われ懇親の輪が広がっていた。

 同イベントは、都心から近く電車で行けるゴルフ場として知られる埼玉・上尾市の大宮ゴルフコースで13日に開催されたもの。

 当日の天候は晴れ時々曇り、最高気温も34度を超え猛暑日に迫る勢い。そんな中で関東近郊の奄美群島出身者や、奄美大島からやって来た人たちが奮闘。日頃の練習の成果を展開していた。クラブハウスでは、全競技者終了後、懇親会へ。町や群島などにテーブルが分かれていたが、島口を交わしながら地域を越えて、にぎやかな「19番ホール」がスタートした。

 東京奄美会・井上脩士会長、関東ゴルフ会・郡富士義会長がプレーを振り返った。井上会長は、12月10日の「東京奄美会式典・芸能祭にどうかご協力を」と呼び掛けた。総合司会は、関東ゴルフ会・幸田雅博幹事長、東京奄美会・泰良宗男幹事長が開会宣言した。東京山ゆり会のメンバーとして、シマ唄も披露した郡会長から「奄美の後輩たちの勉学に役立てて」と(財)奄美奨学会にチャリティー金20万円が目録寄贈された。また、東京奄美会女性部有志が、懇親会をサポートしていた。

 ほか、来賓としてNPO法人全世界空手道連盟の緑健児代表があいさつ。日本女子プロゴルフ協会所属の久保樹乃プロ(喜界出身)も熱戦にコメントした。

 優勝は、藤原輝也さん(喜界出身)、準優勝は奥田和久さん(龍郷出身)となった第22回のチャリティーは、再会を約束しながらホールアウト(散会)となった。