徳之島3町もマイナカードを利用した各種証明書のコンビニ発行を開始した=1日、徳之島町
セレモニーでアピール マイナカード利用
【徳之島】徳之島3町は1日、各町内のコンビニエンスストア3店舗と連携し、マイナンバーカード(マイナカード)を利用した住民票や印鑑証明など各種証明書の発行サービスを始めた。3町それぞれ町長らを交えたテープカットなどセレモニーでアピールした。
新たにサービスを開始した同島内のコンビニは、徳之島町亀津南区の「ファミリーマート亀津南店」、天城町天城の同天城店、伊仙町伊仙の同伊仙店の3店舗。取得できる証明書は、住民票の写し、印鑑登録証明書、所得証明書、所得・課税証明書など(手数料は1通一律200円)となっている。
利用者証明書・電子証明書を格納したマイナカード(4桁の暗証番号入力が必要)を使用し、各店のマルチコピー機のメインメニューから「行政サービス」を選択。同意事項を確認して画面の案内に従って操作する。
徳之島町のセレモニーには町当局や町議会、運営企業の代表らが参加。高岡秀規町長は「マイナカード取得でさまざまな手続きが簡素化される。セキュリティー面も注視しながらマイナカードの普及、効率化に取り組みたい」とあいさつ。テープカットに続き、利用開始のデモンストレーションを披露した。
コンビニでのサービスは、奄美群島内では奄美市、龍郷町、瀬戸内町、宇検村に続くもの。同島のマイナカード交付率は徳之島町約66・7%、天城町約72%、伊仙町約66・5%という。