東京龍郷会が総会・懇親会

参加者を前に笑顔であいさつする泉信介会長


「長朝花節」を披露する森山ユリ子さん(左)と森永あすかさん


大島紬の製品やCDなどを販売する(左から)江副郁子さん、尾辻彩花さん、林法義さん

4年ぶり交流、物産コーナーも

 【東京】東京龍郷会(泉信介会長、山田朋子幹事長)は9月24日、第122期東京龍郷会総会・懇親会を中央区銀座の宴会場「銀座・吉乃翔」(中央区銀座6の2の1、DAIWA銀座ビル地下2階)で開催した。来賓、会員合わせ約150人で盛況となった。参加者たちは島口を笑顔で交わしながら、4年ぶりの交流を堪能していた。

 全員での郷土遥拝、町民歌斉唱に続いて山田幹事長の司会で総会へ。泉会長は、奄美群島日本復帰70周年などに触れた上で「若者が参加できるよう工夫していきたい」と晴れやかに語った。会務報告、会計監査報告などが順調に終了。来賓代表として竹田泰典龍郷町長が登壇。東京龍郷会を支える会員の熱意と努力をたたえるとともに「離島甲子園」「ふるさと祭り」の実施などを報告し、「町制50周年行事では、ぜひ古里を訪れてほしい」と呼び掛けた。

 ほか、東京奄美会・井上脩士会長らがあいさつした。龍郷町からのお知らせとして同町地域おこし隊の竹内ひとみさん、丸田舞比桜企画観光課主事補が空き家の現状やふるさと納税について説明した。

 会場の一角では、大島紬の製品や浦出身の佐藤文子さん作詞によるCD「奄美の島イモーレ」などが販売された。同CDは東京龍郷会へ20枚、その後、龍郷町企画観光課へ10枚寄贈された。

 懇親会は、川畑雅一副会長の司会で、森山ユリ子さん、森永あすかさんの祝い唄「長朝花節」を合図に開始。泉二佳麗さん、小林久恵さん、水野節子さんが祝舞を披露した。MAYURA∞三界さんが新民謡を熱唱すれば、平田輝さんがロックのリズムでいっそう沸かせた。その後、総踊り、大江修造顧問の万歳三唱で、再会を約束しながらお開きとなった。