3団体30人が汗を流した合同清掃活動
国体をきれいな会場で
花やのぼり設置も
天城町商工会(神田浩生会長)など町内3団体は5日、同町の松原漁港一帯で合同清掃活動を行った。8日に同町で「燃ゆる感動かごしま国体」のトライアスロン競技が開催されるのを前にした会場の美化活動に約30人が参加。競技会場周辺に花やのぼりを飾ったり、道路の草刈りやコースに落ちているごみを拾ったりと、会場をきれいにした。
大会には、男女約190人の選手が出場するほか、全国から多くのスタッフや関係者が来場を予定。「選手をきれいな環境で出迎えよう」と企画した。
清掃には、同商工会、徳之島観光連盟、奄美大島法人会天城支部の3団体の有志らが参加。班分けし、会場やコース周辺を手分けして奉仕した。
スイム会場となる同漁港入り口には、花のプランター約30鉢が運び込まれ、会場風景を鮮やかに彩った。バイク、ランのコースでは、トライアスロンののぼり約60本を掲げ、競技へ機運を高めた。このほか、周辺道路や海岸では草刈りやごみ拾いに汗を流した。作業は約2時間に及んだ。
神田会長は「初めての国体。選手が気持ち良く競技に挑んでもらうことが一番」と汗を拭い、「美しい島は大切な観光資源。いい所と感じてもらうことで、また徳之島を訪れるきっかけになれば」と笑顔で話した。