国体トライアスロン8日号砲

選手が健闘を誓い合ったトライアスロン競技の開会式

鉄人ら、健闘誓う
天城町で開会式

 【徳之島】8日に天城町で開かれる燃ゆる感動かごしま国体「トライアスロン競技」の開会式が7日、同町防災センターであった。全国から集まった鉄人らが関係者の歓迎を受け、本番での健闘を誓い合った。

 奄美群島での国体競技開催は初めて。成年男子に91人、同女子に89人の計180人がエントリー(9月20日現在)。レースは松原漁港の特設会場を発着点に、スイム(1・5㌔)、バイク(42・8㌔)、ラン(10・7㌔)の計55・0㌔で競う。

 開会式には選手や監督、関係者ら約300人が参加した。大会実行委員長の森田弘光天城町長は「天城町へようこそ。奄美群島日本復帰70周年の記念すべき年に重ねてできることは感慨深い。持てる力を発揮し、本番を頑張ってほしい」とあいさつ。日本トライアスロン連合の岩城光英会長は「町の中の至る所で歓迎を感じた。都道府県代表として誇りを持ってレースに臨み、みんなが満足できる大会にしよう」などと呼び掛けた。

 号砲は成年女子が午前8時、成年男子が同11時30分。スイム、バイク、ランの順番で体力と精神の限界に挑む。