東京笠利会が総会・懇親会

千賀ノ浦親方から紹介される、豊翔(中)と奄美岳(右)。親方は歌声も披露した

平田輝さんの熱い歌声で大盛り上がりとなった会場

恒例の東京山ゆり会による「八月踊り」には参加者が続々と

4年ぶりの交流堪能

 【東京】東京笠利会(中村和浩会長、築島秀宏幹事長)は1日、「第78回東京笠利会総会・懇親会」を千代田区の主婦会館で開催した。来賓、会員合わせ約170人で盛況となった。参加者たちは、島口を笑顔で交わしながら4年ぶりの交流を堪能していた。

 築島幹事長の司会で全員での郷土遥拝、高らかに笠利町歌斉唱に続いて、中村会長が笑顔で壇上へ。「皆さんに支えられ、8年間やって来られた。4年ぶりの会を大いに楽しんで」と感謝を交え、あいさつした。会務報告、監査報告などが順調に終了。役員改正では、新会長に築島さん、幹事長に國分友彦さんと報告され、満場一致で承認された。来賓として奄美市笠利総合支所の國分正大所長が登壇、安田壮平市長のあいさつを代読した。

 近畿笠利会・佐藤勝嘉会長は「頑張って協力し合い、お互いの会を盛り上げていきたい」と語った。東京奄美会・井上脩士会長があいさつしたほか、大相撲の千賀ノ浦親方(里山浩作さん)が、奄美出身の力士(三段目・豊翔=境川部屋、序二段・奄美岳=山響部屋)を紹介しながら出席者へ応援を呼び掛けた。

 懇親会は、築島香枝子さん、國分友彦さんの司会で山ゆり会の祝唄、佐々木國雄顧問の乾杯の音頭で歓談に。興が乗ったところで、小幡美紀さん、池田麗奈さんによるユニット「きゅらなあちゃ」が登場。シマ唄を熱唱すれば、平田輝さんが「ハルカナ」などをロックに乗せ歌い上げ、会場を盛り上げた。大山久美子さんはフラダンスを披露、榊あけみさんは歌謡ショーでステージを飾った。

 恒例の東京山ゆり会が中心となった「八月踊り」には、次々と出席者が輪に加わって大盛況に。その後、大瀬隆三顧問の万歳三唱でお開きとなった。