奄美の情景など映し出された作品70点が展示されているキャノンフォトクラブ奄美写真展(22日、奄美市名瀬)
全70点出展、29日まで
奄美の情景、赤外線写真も
奄美市名瀬のアマホームPLAZA(市民交流センター)2階廊下・マチナカギャラリーで21日、キャノンフォトクラブ奄美(谷村鉄馬会長)主催の第6回写真展が始まった。会員による風景や人物などえりすぐりの撮影作品、全70点を出展している。29日まで。
キャノンフォトクラブ奄美は1981年設立。奄美市を中心に会員8人が活動している。約10年ぶりとなる展示会では、日常生活や旅行先で撮影した、奄美群島を中心にした自然の情景、人物などを映し出したさまざまな作品が展示されている。
会員の平井隆さんは、赤外線と可視光線を織り交ぜた撮影方法で、雪に覆われたかのような名瀬港沿いの街路樹を映し出した作品を出展。平井さんは「見慣れた風景も赤外線を通すことで、非日常の世界を映し出し新たな発見がある。それぞれの感じ方で各作品を楽しんでいただければ」と話した。
谷村会長は「会員が減り、コロナ禍などで写真展が開けない状況が続いたが、新人が増え技術も身に付いたと考え、今回開催した。会員の技術を磨く場として展示しているが、大勢の方にご覧いただければ」と語った。
時間は午前9時から午後6時まで(29日は午後5時まで)。入場無料。
また、クラブでは随時会員を募集中。毎月第2土曜日、奄美市名瀬の「ハリカミプレ奄美店」で定例会を開催。奄美新聞紙面でも定期的に作品を掲載している。
問い合わせは、キャノンフォトクラブ奄美電話090・7296・4884へ。