室内軽スポーツで交流した「徳之島三町高齢者ねんりんスポーツ大会」=26日午前、伊仙町総合体育館
4年ぶりはつらつ健康交流 伊仙町
【徳之島】2023年度「徳之島三町高齢者ねんりんスポーツ大会」(同三町老人クラブ連合会主催)は26日、伊仙町総合体育館であった。各町代表2チームずつ計6チーム約360人が参加し、軽スポーツ・マスゲームではつらつと交流。採点種目は徳之島町Bチームが総合優勝を飾った。
高齢者たちの健康づくりや親睦、社会活動参加意欲の醸成―が目的の3町交流大会。コロナ禍で4年ぶりの開催となった先の各町別大会に続き、輪番による3町交流大会も復活した。
開会式では、伊仙町老人クラブ連の平山純会長が「仲良く互いの健康づくりと交流の輪を広げよう」とアピール。大久保明町長の祝辞などに続き同町チームの竹園友枝さんが元気よく選手宣誓。「ペタンク」競技を皮切りに始まった。
同3町は今年から50㍍走やチーム対抗リレーなどトラック競技を除外。熱中症などを避けるため屋内での午前中開催に統一。競技種目もより多人数で楽しめる軽スポーツ・マスゲーム(全員踊り)、ジャンケン大会など計9種目に絞り込んだ。
参加選手の中には夫婦そろってかくしゃくと卒寿を越えた、栄山忠夫(92)・チエさん(94)夫妻=伊仙町崎原=の姿も。2人は「グラウンドゴルフが大好き。サトウキビの農業は引退したが、野菜作り(家庭菜園)も楽しんでいます」とほほ笑んだ。
▽総合成績 ①徳之島町B②天城町A③徳之島町A