関東宇検村会が総会・懇親会

満面の笑顔であいさつする前田多都子会長

元山公知宇検村長を先頭に勇壮な振り出しが披露された

久永さとみさんの歌に笑顔で踊りだす女性陣

4年ぶり島口飛び交う

 【東京】関東宇検村会(前田多都子会長、有川昭男幹事長)は15日、第99回(2023年)総会を品川区の日本民謡会館で開き、来賓合わせ約180人でにぎわった。参加者たちは、島口を交わしながら4年ぶりの交流を堪能していた。

 藤野芳樹さんの司会で第1部がスタート。郷土遥拝、宇検村民歌斉唱に続いて前田会長は満面の笑顔で登場。「『三村会』の協力もあって、郷友会唯一の女性会長を務められた。宇検村は最高です。皆で楽しみましょう」と呼び掛けた。会長は、来賓の特徴をとらえた紹介をし、会場を沸かせていた。次期会長には豊田英麿さんが就き、幹事長は有川さんが続投。前田会長は、顧問として関東宇検村会100周年組織委員長に就任する。

 元山公知宇検村長が来賓代表で壇上へ。「6月の水害では、多くの義援金を頂き感謝したい。100回大会には、村から人を送り、公約の交流人口の拡大をしたい」と語った。ほか、東京奄美会の井上脩士会長らがあいさつした。

 第2部は「保岡武久(元衆院議員)を語る」と題して、水村元彦さん(現保岡宏武衆院議員秘書)が登壇。「本土復帰や電力普及に尽力し、おかげでテレビが見られるようになった」など、名誉村民となった武久さんの姿を孫の目線から解説し、大きな拍手が送られていた。

 第3部は、村石厚子さん、藤野茂徳さん、中村伸勇さんの司会で懇親会へ。元山村長を先頭に勇ましい振り出しで芸能・余興が始まった。各校区からヒーロー、ヒロインに成り切った踊り自慢や唄自慢が競うように続々と舞台へ。来賓らも参加し、笑いと拍手を誘っていた。久永さとみさんの熱唱でさらに盛り上がった会場は、総踊りの後、新元律夫さんの閉会あいさつで散会となった。