徳之島町どんどん祭り

ハロウィーンの仮装隊も参加した徳之島町どんどん祭りのパレード=29日、徳之島町亀津

4年ぶり市中パレード
ハロウィンの仮装隊も参加

【徳之島】第40回徳之島町どんどん祭り(同実行委員会主催)は29日、「奄美群島日本復帰70周年記念~笑顔は平和の宝もの」をテーマに市中パレードや亀津新漁港特設会場でのステージイベント、花火大会があった。4年ぶりの復活となったパレードには23団体、約900人が参加。新たにハロウィーンの仮装隊でも楽しませ、活気に包まれた。

亀津の町文化会館横でパレード開会式。高岡秀規町長は「時期的にひと味違った秋祭りになった。来年は世界自然遺産への交流人口増も推進する。地域の伝統文化も守りながら地域振興を図ろう」などとアピールした。

亀津新漁港までの県道約600㍍区間をまず「基大宝花徳アヨー号」など2頭の闘牛が「ワイドワイド」の〝闘牛ばやし〟とともに練り歩き、徳之島ならでは光景に観光客らも目を白黒させていた。

その後、町職員たちのみこしを先頭にパレード隊がスタート。ご当地ソングに定着した「花の徳之島」「ワイド節」に乗せて、各集落単位や職場など各種団体のちびっ子から高齢者まで約900人が練り歩いて楽しませた。

夜店や屋台など20店が出店した亀津新漁港の特設ステージでは、徳之島初上陸の「ドゲンジャーズ」キャラクターショー、ちびっ子グループの琉舞やダンス、メインゲストの沖縄出身デュオ「いーどぅし奏絵」のステージも。午後8時からは満月とコラボさせたかのような花火大会で魅了した。