新議員22人に当選証書

元多委員長から当選証書を受け取るトップ当選の朝木氏(左)

 

奄美市選管「公約の実現にまい進」

 

 29日に投開票された奄美市議会議員選挙の当選証書付与式が30日、市役所で行われ、当選した22人に当選証書が手渡された。新議員となる22人は、有権者から託された議席の重みを実感しながら、山積する市政の課題に取り組むための第一歩を踏み出した。

 式には安田壮平市長らも出席。市選挙管理委員会の元多政重委員長が、得票順に当選者一人一人に当選証書を手渡した。

 元多委員長は「初心を忘れることなく、選挙戦で公約した政策の実現にまい進し、市民の付託に応えるよう頑張ってほしい。今後は、市議会の一員として一致団結し、奄美市の振興と発展に努めてもらいたい」などと激励した。

 安田市長は「議員のなり手不足が全国で叫ばれる中、果敢に市議選に挑戦した皆さんに感謝と敬意を表したい。市民の声を聞き、市民との約束を一つずつ果たしていってもらいたい。市民の付託に応えるため、行政と議会が車の両輪となるよう協力していきましょう」と当選を祝福した。

 最年少でトップ当選した朝木一仁氏(29)は、「議員としての責任の重さと使命感で、身の引き締まる思い。選挙戦で訴えた、観光振興や教育、働き方改革をしっかりと進め、有権者の期待に応えたい」と、当選証書を手にしながら抱負を語った。

 新議員の任期は11月20日から4年間。