奄美市 派遣中学生が報告会

ホームステイの体験を報告した生徒たち

海外滞在、異文化理解で成長
ナカドウチェス交流事業

奄美市から米国姉妹都市のテキサス州ナカドウチェス市に生徒を派遣する「市中学生国際交流派遣事業」の報告会が25日、奄美市市役所大会議室であった。渡米した生徒15人は15日間の生活や体験を振り返り、充実した表情で保護者らに成長を伝えた。

派遣事業は4年ぶり。市内6校から選ばれた中学2年生15人が9月30日に出発。現地ではホームステイで滞在し、語学力向上や異文化理解を目指して近郊の中学校に通った。

マクマイケルミドルスクールでの学校生活を振り返った林美奄さん(笠利)は「午前5時間、午後2時間など、授業体系の違いに驚いた」と報告。ホストファミリーとの生活を語った朝そらさん(赤木名)と碇山桃菜さん(小宿)は「朝はシリアル、昼はピザなど、和食が恋しくなった」。小田島わかさん(金久)と中山花乃音さん(同)は現地の生徒らと接して「相手の意見を否定せず、人種関係なく個人と接することが大事だと感じた」などと感想を伝えた。

この他、ロサンゼルスでの奄美会との交流なども報告。生徒代表の川畑杏樹さん(朝日)は「もっと海外を知りたいと感じた。(経験を生かし)奄美から世界へと視野を広げていきたい」と感謝の言葉を述べた。

報告を見守った安田壮平市長は「表情を見ていても自信が見える。原点の古里を大事に、可能性を広げてほしい」とねぎらった。

派遣事業は1995年にスタート。以降はほぼ毎年、両市から中学生の交流団を派遣し合っている。