受賞を喜ぶ屋仁小学校、日置ゆかり校長(右)と新名主(しんみょうず)幸二教頭
賞状と広報紙を手に、朝日小学校の吉里博之校長(左)と原田英次教頭
朝日小 日本教育新聞社社長賞
奄美市笠利町の屋仁小学校(日置ゆかり校長、児童15人)のPTAは24日、2023年度優良PTA文部科学大臣表彰を受賞した。全国で122団体、県では2校のみが受賞対象となった名誉な受賞に、南和利PTA会長(47)は「先輩たちが学校を盛り上げてきてくれたことに感謝する。地域一体での子育てなど屋仁小学校と地域の取り組みが評価されてうれしい」と喜んだ。
文部科学省では、PTAの健全な育成と発展につなげることを目的に、毎年優秀な実績を上げているPTAを表彰している。また5年ごとに、PTA活動の振興に顕著な功績のある個人の表彰を行っている。PTA創立75周年となる今年は、小学校、中学校、義務教育学校、特別支援学校、私立幼稚園・認定こども園の優良PTA団体122団体と個人135人が表彰された。
日置校長は「地域と職員が一体となり、一つの家族のように仲が良い地域。PTAの頑張りは素晴らしく、評価されてうれしい」と語った。
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奄美市名瀬の朝日小学校(吉里博之校長、児童637人)のPTAは24日、第45回全国小・中学校PTA広報紙コンクール((財)日本PTA全国協議会主催)で日本教育新聞社社長賞を受賞した。吉田政樹PTA会長は「文化部が子どもたちに寄り添い、子どもたちの目線で一生懸命作成している広報紙が評価されてうれしい。子どもと地域、先生たちが一体となっての成果」と喜んだ。
同協議会は年に1回以上、小・中学校で発行するPTA広報紙を募集し、優秀な作品を表彰している。同小PTAは20年に佳作に入選している。
吉里校長は「PTAの頑張りが評価されてうれしい。PTAとは日頃から子どもたちのためにできることをやっていこうと話している。受賞をプレッシャーに感じず、自然体で続けていってほしい」と語った。