法人会伊仙町支部 学校の「花いっぱい運動」

町内の学校に贈る花苗、プランターセットを託す奄美大島法人会伊仙支部の文元支部長(左)ら=4日、伊仙町役場

今年も花苗セット

【徳之島】奄美大島法人会伊仙町支部(文元敏博支部長)は4日、恒例の地域貢献活動の「花いっぱい運動」の一環で町内の小学校のうち5校に贈る花苗、プランター、培養土など10セットずつを町教育委員会に託した。

同法人会は全国約80万社の会員で組織。うち奄美大島法人会は約710社。活動の基本的指針に「税のオピニオンリーダーとして企業の発展と地域の振興に寄与し国と社会の繁栄に貢献する」などを掲げ、社会貢献活動に重点を置いているという。

伊仙町支部の学校「花いっぱい運動」支援の花苗、プランター、資材の町内全小中11校(小学8、中学3)への寄贈は、2019年度から3グループに分けて3年計画でスタート。22年度からは2巡目。今年度の対象は喜念、鹿浦、馬根、阿権、糸木名小の5校が対象。2巡目最終の来年は残る3小に贈るという。

文元支部長(奄美大島法人会副会長)や町商工会関係者らが町教委を訪ねて贈呈式。伊田正則教育長らに5校へのペチュニアとベゴニアの花苗など資材一式を託した。

文元支部長(69)は「子どもたちの手で植えて大切に育て、美しい花を咲かせて優しい心も育んでほしい」と期待。伊田教育長は、子どもたちの情操教育に役立つとともに、「卒業式や入学式に花を添えることができる」と感謝していた。