奄美市メモリアル事業 ３地区を巡回
帰省に合わせ奄美空港内でも
奄美市は、奄美群島日本復帰70周年記念メモリアル事業の一環として復帰写真展を８日の住用を皮切りに３地区巡回で開催する＝写真＝。年末年始の帰省時期に合わせ奄美空港内でも計画しており、復帰運動や当時の生活の様子などを出身者や若い世代にも幅広く伝える。
１９５３（昭和28）年の日本復帰前後の写真になり、50～60点を計画。市が所有する写真のほか、奄美群島広域事務組合が管理するもの、さらに龍郷町や県立奄美図書館、沖縄県公文書館からの提供もあるという。
開催日程は、住用会場が８～15日（午前９時～午後５時30分）黒潮の森マングローブパーク内、名瀬会場が19～25日（午前９時～午後９時だが、19日は午後１時から、25日は午後５時まで）アマホームＰＬＡＺＡ２階ギャラリー、笠利会場が27日～１月９日（午前８時～午後７時30分）奄美空港内で。入場無料。
また、同市では復帰ゆかりの地をインターネット上で巡り、復帰の歴史の理解を楽しみながら深めることを目的に「日本復帰ゆかりの地巡りマップ」を作成したが、ゆかりの地（過去または現在）の写真を募集。市民が所有する写真の提供（ＱＲコード参照）を呼び掛けている。写真展を含めて問い合わせ先は市議会事務局議事係坂元さん電話０９９７・52・１１１１（内線５７１４）まで。