東京奄美市連合会が総会

シマ唄を披露する、東京山ゆり会のメンバー

久永さとみさんのスラヨイ黒糖に踊りの輪が広がる会場

シマ唄、新民謡などでにぎわう

 【東京】東京奄美市連合会(会長=中村和浩・前東京笠利会会長)がこのほど、千代田区で第19回親睦会を開き、約50人が集った。参加者たちは、島口を交わしながら、久しぶりの歓談に花を咲かせていた。

 四谷の主婦会館プラザFで開催。築島秀宏・東京笠利会会長の司会で第1部の総会へ。中川裕雄副会長(東京名瀬会会長)の開会の辞に続いて中村会長が登壇。「久しぶりの開催を存分に楽しんで」と出席者に感謝を伝えながら話した。続いて2021年3月から23年10月までの会務報告、会計報告があった。

 来賓として、奄美市東京事務所の重信竜昇所長が安田壮平奄美市長のあいさつを代読。ふるさと納税の説明もあった。ほか、井上脩士・東京奄美会会長があいさつした。

 総会後は、東京笠利会の築島香枝子さんと同幹事長の國分友彦さんの司会で第2部・懇親会に。折原誠司さん、村田キヨミさんら東京山ゆり会のシマ唄、小勝竹雄顧問の乾杯で歓談となった。余興では、各郷友会が競うように唄や踊りを披露、互いの近況を語り合う各テーブルでは、島口が笑顔の中で飛び交っていた。また、新民謡の歌姫こと、久永さとみさんが登場し「スラヨイ黒糖」などを熱唱すると、会場には踊りの輪が広がっていた。

 その後、総踊り、六調で大盛況となった会は、東京名瀬会副幹事長の高田秀樹さんの万歳三唱で散会となった。

 「東京奄美市連合会」は、東京住用会、東京名瀬会、東京笠利会による親睦連合会。会長は持ち回り制で、次期は東京住用会会長の達野健一さんが務める。