関東古高会が総会・懇親会

全員での斉唱で会場には古高校歌が響き渡った


シマ唄に聴き入る参加者たち

4年ぶりの交流堪能

 【東京】関東古高会(福田厚己会長、原稔二幹事長)はこのほど、第61回関東古高会総会・懇親会を千代田区の主婦会館で開催した。来賓、会員合わせ約100人で盛況となった。参加者たちは、同窓生らと島口を笑顔で交わしながら、4年ぶりの交流を堪能していた。

 同会は、関東を中心とした東日本地区に在住し、県立古仁屋高校(前身校を含む)に在籍したことのある人及び関係者によって構成される親睦団体。第1部の総会は、久原卓也さんの司会で始まった。益岡寿美子さんのリードで、全員での校歌斉唱に続き、福田会長があいさつ。4年ぶりの総会に「この間、会員が50人ほど減少したが、一方で10人ほどの新規登録もあった。もっと盛り上げていきたい」と出席者に協力を呼び掛けていた。

 会務報告、監査報告などの議事が滞りなく終了。来賓を代表して、鎌田愛人瀬戸内町長が登壇。「ふるさと納税を利用して、一人一人が主役という学校の方針を基に頑張っていきたい」と町政報告を交えて語った。ほか、古仁屋高校・米澤瑞代校長(静島春玲さん代読)、古高会本部・昇清隆会長、山田幸一郎・東京瀬戸内会会長があいさつした。

 久原さんの引き続きの司会で、第2部の懇親会へ。元東京瀬戸内会会長の昇三治さんによる乾杯の音頭で余興に。露崎博子さんら島文化伝承の会がシマ唄を披露すれば、双子のユニット・F2がフォークソングを熱唱、参加者を当時にいざなった。来賓も登壇し、学園広場などを歌った。また、久永さとみさんがおなじみのスラヨイ黒糖などを披露。ほか、永井しずのさんもシマ唄で盛り上げた。その後、六調で興奮の中、次回の開催を約束しながら閉会した。