喜界島特産品、第2弾を販売開始

(左上から時計周りに)商品開発を手掛けたハウビーの谷川さん(左)と藤倉周さん、ミックスナッツ2種、燻製車海老、花良治みかんPremium=提供写真=

ごま油香るナッツなど4商品
地域おこし協力隊・谷川さん開発

喜界町地域おこし協力隊の谷川理さん(41)が起業した「㈱HOWBE(ハウビー)」はこのほど、喜界島の特産品第2弾を開発し、販売を開始した。第1弾のクラフトビールなどに続き、地場産のごま油や純黒糖を使ったミックスナッツなど新たに4商品を発売。谷川さんは「喜界島を全面に打ち出した商品。(先発の)お酒と一緒に楽しんで」と話している。

新商品は、喜界島産のごま油の香りが芳醇(ほうじゅん)な「香る胡麻油燻(くん)製ミックスナッツ」(100㌘、希望小売価格・税抜き1100円)、有機JAS認定のサトウキビから作った黒糖といぶした「純黒糖燻製ミックスナッツ」(同、同900円)、銀座の高級寿司店でも提供される喜界島産の車エビを丸ごと使った「丸ごと食べられる燻製車海老」(60㌘4尾、同2000円)、花良治(けらじ)ミカンの果汁をぜいたくに搾ったクラフトシロップ「花良治みかんPremium」(200㍉㍑、同1500円)の4商品。昨年8月に発売したシークーのクラフトビールなどに合うつまみにと開発した。

お薦めは「香る胡麻油燻製ミックスナッツ」。島で作る希少な高級ごま油と、地元で採れたうまみ豊かな塩をふんだんに使用し加工。スモークの香りで包み込むなど、喜界島でしかできないぜいたくな一品に仕上げた。

販売前に行われた試食会では幅広い世代からお墨付きを得た。谷川さんは「おかげさまで好評をいただいており、奄美大島での販売も決まった。喜界島でしか表現できない商品。島内外に向けて広めたい」と力を込めた。

商品は町内の小売店のほか、ハウビーのオンラインストアで販売している。