DeNA奄美でキャンプイン

歓迎セレモニーでサンデイズ奄美から、青山道雄二軍監督(左)と大和選手に花束が贈られた

打撃練習で汗を流す選手たち

安田市長らが歓迎セレモニー
大和選手・戸柱捕手ら37選手始動

 横浜DeNAベイスターズB班の2024年春季キャンプが1日、奄美市の名瀬運動公園奄美川商球場で始動した。練習開始前に同球場を横浜DeNAベイスターズ奄美市協賛会長の安田壮平市長や新川康枝大島支庁長、宿泊先となるサンデイズ奄美を運営する、竹山産業開発㈱竹山真之介代表取締役社長などが訪れ、歓迎セレモニーが行われた。

 同チームが奄美大島で春季キャンプを行うのは、昨年に続き2年連続。今回のキャンプでは、若手選手を中心とした、選手37人と二軍監督・コーチ11人、スタッフ29人の計77人が参加。昨シーズンのセ・リーグ首位打者、宮崎敏郎選手や鹿児島県出身の大和選手、戸柱恭孝捕手ら主力も参加している。

 歓迎セレモニーで安田市長は「リーグ優勝、日本一へ、天候に恵まれ実り多く充実したキャンプになることを願う」と話し、「奄美の気候、施設環境、奄美人(しまんちゅ)の熱い思いが、チームの大きな力になることを念じる」と歓迎した。青山道雄二軍監督は「若手選手たちは一軍での活躍を目指し頑張る。選手の応援に球場に駆け付けてほしい」とあいさつした。

 宿泊先のサンデイズ奄美から花束及び霧島夷守(ひなもり)ポーク50㌔が贈られ、奄美市から近大本マグロ20㌔、鹿児島県から黒牛20㌔が激励品として贈呈された。

 キャンプは25日まで行われ、5、9、13、17、21日は休養日。期間中の12日には島内の小中学生を対象にした野球教室が開催される。