「フラワーバレンタイン」イベント

買い物客に花束を手渡す知名町4HCのメンバー(右)=14日、Aコープ知名店

笑顔のあふれる町に
知名町4HC

 【沖永良部】大切な人へ花を贈る「フラワーバレンタイン」のPRイベントが14日、知名町のAコープ知名店であった。同町農業青年クラブ(4HC)のメンバーら15人ほどが参加し、買い物客に手作りの花束をプレゼントした。

 フラワーバレンタインの文化を広め、家庭で花を使う機会を増やそうと、4HCが主催して2016年から行っている。今年で9回目。

 この日は、4HCのメンバーが栽培するテッポウユリやグラジオラス、オリエンタルリリー、スプレーギク、トルコギキョウの5種類を使った花束80セットを準備した。イベントには、JALふるさとワーキングホリデーで町内に滞在中の6人も協力した。

 受け取った女性(81)は「孫と同じくらいの若い子から花束をもらえるとは思わなかった。幸せな気分」と笑顔。

 同町4HCの穐田和麿会長(26)は「コロナが明けて町にも活気が戻ってきたので、島の花をPRしてもっと笑顔のあふれる町にしていきたい」と話した。