開幕に先立ち表彰式が行われた奄美市美展(18日、奄美市名瀬)
25日まで入賞・入選733点が奄美川商ホールで展示される(18日、奄美市名瀬)
美術・写真・書道733点揃う
25日まで、奄美川商ホール
第42回奄美市美術展覧会(風は南から…「奄美」2024AMAMI市美展)が18日、同市名瀬の奄美川商ホール(奄美文化センター)で開幕した。美術・工芸、書道、写真の3部門の入賞・入選作品733点を展示。同日は表彰式が行われ、多くの来場者でにぎわった。
奄美市、市教育委員会、市美術展覧会実行委員会主催。作品発表と鑑賞の各機会の提供を目的とした奄美群島を代表する美術展で、今年は県内外から一般~小・中学生計1210点の応募があった。会場では入賞・入選作品のほか、委嘱作家による作品16点も展示されている。
表彰式で同実行委員会会長の安田壮平市長は「市美展開催は芸術、文化活動を支えた皆さま、先人たちのご尽力のたまもの。鑑賞を通して新たな発見、活動の新たな一歩へつながる機会にしていただければ」とあいさつした。
式には最高賞にあたる市美展賞に選出された重村敏光さん(美術)、渡洋子さん(写真)、中島瑞枝さん(書道)ほか各入賞者らが出席。賞状授与とともに栄誉がたたえられた。
会期は25日までの8日間。時間は午前10時~午後6時(最終日は同5時)。入場料は200円(高校生以下、または2回目以降の入場は無料)。