花の島沖えらぶジョギング大会前夜祭

ランナーや一般客らで盛り上がったフラワーフェスティバル(9日、和泊町立和泊中学校体育館)


新たに観光大使となった左から泉静香さん、林佐友里さん、南ゆうきさん

フラワーフェスティバルで士気高める
新たな観光大使決定

 【沖永良部】奄美群島日本復帰70周年記念第40回花の島沖えらぶジョギング大会の前夜祭「フラワーフェスティバル」(和泊町商工会青年部主催)が9日、同町立和泊中学校体育館であり、島内外から集まったランナーが本番に向けて士気を高めた。

 大会は、新型コロナウイルス感染症の影響で5年ぶりの開催。参加総数は1704人で、内訳はファミリーコース(3㌔)に1198人、ソフトコース(5㌔)242人、ハーフマラソン198人、ハーフリレー11チーム66人。

 フェスティバルには、ランナーや一般客ら700人以上が詰めかけた。琉球國祭太鼓の演舞で幕を開けると、ゲストライブでは、沖縄県出身の女性デュオ「やなわらばー」として活動していた東里梨生さんや同県出身のアーティスト「かりゆし58」が出演し、圧巻のパフォーマンスで観客を楽しませた。

 観光大使セレモニーもあり、新たに知名町の泉静香さん(27)、知名町の林佐友里さん(34)、和泊町の南ゆうきさん(27)の3人をおきのえらぶ島観光大使に任命した。

 このほか、地元の子どもたちによるダンスやゲストランナー三津家貴也さんによるトークショーなどもあった。

 この日は、和泊町役場でゼッケンとオリジナルTシャツの交付が行われ、夫婦でハーフマラソンに挑む知名町の目野健太さん(39)は「ハーフマラソンが好きでよく走っている。3年前に仕事で沖永良部島に赴任してきたが、コロナ禍で大会もなかった。今回久しぶりの大会なのでぜひ参加したいと思った。完走を目指す」と話した。

 10日は、午前9時からハーフ・ハーフリレー、ソフトコース、ファミリーコースの順で笠石海浜公園をスタートする。