ジャガイモの収穫作業に汗を流した黒貫字の住民ら(知名町)
ふるさと納税の返礼品に
【沖永良部】知名町黒貫字(高風勝一郎区長、60世帯114人)の住民22人が17日、ジャガイモの収穫作業を行った。ふるさと納税の返礼品として全国各地に送られる。
同字では、地域の活性化を目的に3年前からジャガイモ栽培をスタート。昨年度、町のふるさと納税返礼品メニューに採用された。
今年度は、煮崩れしにくく肉じゃがやカレーなどの煮物に適した品種「ニシユタカ」を栽培した。寄付額1万4千円で10㌔、1万円で5㌔の2種類を準備し、現在10㌔に8件、5㌔に21件の注文が入っている。収益は字の活動費に役立てる。
この日は、午前9時から同字で借り上げた2000平方㍍の畑で収穫作業を行った。
高風区長(63)は「出来は上々。作業を通して字を盛り上げていきたい」と話した。