フラワーアレンジメントを作る児童ら(21日、知名町立住吉小学校)
卒業生へ感謝の気持ち込め
【沖永良部】JAあまみ知名青壮年部によるフラワースクールが21日、知名町立住吉小学校(牧口廣久校長、児童47人)であった。1~5年生37人が、22日に開催される卒業式用のフラワーアレンジメント作りに挑戦した。
同青壮年部による花育活動の一環。この日は、スプレーギクやテッポウユリ、グラジオラス、フリージア、ソリダゴなどの花を準備した。
教室では、町内の花き農家ら5人が講師を務め、「『きれいな花だな』と思って作ると、うまくアレンジできるよ」とアドバイス。 色とりどりの花を手に取った子どもたちは、「さわやかな感じにしたい」「もっとたくさん花を飾ったらどうなるかな?」などと話しながら花を飾り付けていった。
4年生の山畠愛菜さん(10)は「6年生にいっぱい遊んでもらったので、感謝の気持ちを込めて作った。上手くできた」と笑顔を見せた。
JAあまみ知名青壮年部の平英行副部長は「子どもたちに地元の花を手に取ってもらえる良い機会なので、これからも続けていきたい」と話した。
完成したフラワーアレンジメントは卒業式の会場に飾られる。