「安全第一」の運営方針も確認した第37回トライアスロンIN徳之島大会総会＝10日、天城町役場
【徳之島】第37回「２０２４トライアスロンIN徳之島大会」実行委員会総会（実行委員会全体会）が10日、天城町役場であった。「全力で走り抜ける感動」をテーマに６月23日、世界自然遺産の島・徳之島を舞台に繰り広げる鉄人レース。総合の部４４１人、リレー同56組・１５９人の計６００人がエントリー。「安全第一」の運営を確認し、全議案を承認した。
共催の徳之島３町をはじめ、関係機関・団体の代表56人が出席。あいさつで森田弘光大会会長（天城町長）は「〝遅くてもあなたが主役〟をキャッチフレーズに開始して37回の歴史と伝統に築かれ、今では日本有数の大会になった。関係者と３千人超のボランティアたちの支え、島を挙げた応援のおかげ」と感謝。徳之島署の原口浩二署長も、20数年前の同署初勤務当時の交通整理体験も交えて「伝統ある国内有数の大会。安全第一・交通安全にも万全を期した円滑な大会運営を」と要請した。
コースは従来通り▽スイム２㌔（ヨナマビーチで午前８時から同９時15分まで）▽バイク75㌔（同ビーチ～徳之島一周～天城町総合運動公園）▽ラン20㌔（同公園～町内～同公園）の合計97㌔（総合制限時間は午後４時まで）。
大会の日程は▽６月21日＝選手登録受け付け・コース下見・競技説明会＆カーボパーティー（同町総合運動公園）▽22日＝選手登録、第11回「チャレンジＫＩＤＳ徳之島大会」（同公園発着）併催、「ウェルカム闘牛大会」（松原闘牛場）▽23日＝午前６時30分から７時35分まで選手最終登録、８時競技開始、表彰式・どんちゃんパーティー午後５時30分、花火大会など。
総会の質疑・要望では「ＫＩＤＳ大会」参加を含め子どもたちへの積極ＰＲ、トライアスロン競技への興味・関心の喚起が挙がり、医師からは昨年の国体競技（天城町開催）を例に、「鍛え上げられた選手たちだが（ゴール後は）何十人も倒れ、スタッフも水分補給・電解質液も足りない状態だった」との報告もあった。
本大会（総合・リレーの部）は出場申し込みを締め切ったが、「ＫＩＤＳ大会」（22日午９時開会式）については受け付け中。問い合わせ先は大会事務局（天城町商工水産観光課、電話０９９７・85・５３８２、５１４９。