大賞を受賞した「てっしー」さんの息子さん（右）とＴＯＲＴＵＧＡの店主（ＴＯＲＴＵＧＡ）＝提供写真
奄美市通り会連合会（森幸一郎会長）に所属する12店舗が２月から募集していた「なぜまち商店街店主ポスター」のキャッチコピー採用作品がこのほど決まり、最優秀賞にセレクトショップ・ＴＯＲＴＵＧＡ（トルトゥーガ）の「ステキに歳をとぅるとぅが」が選ばれた。
応募総数８２５点という反響の大きさに、各店舗は「思い悩み決定」。一択といかず、「ま～じんゆらおう計画策定委員」に判断を委ねた店舗もあったという。採用作品の応募者には、各店舗から店舗賞が贈られた。12店舗店主らと同策定委員を合わせた28人で投票を行い、最優秀賞を決定した。
受賞した「てっしー」さん親子は「家族みんなで楽しみながら考えた」と笑顔で賞状と記念品を受け取ったという。
主催者は「ワンきゃらしさ、なぜまち商店街ならではとの思いから企画した。多くの応募がありうれしく思う。『楽しかった』という言葉に一体感を感じた」と話した。
採用された各店舗のキャッチフレーズは次の通り（カッコ内はペンネーム）。
Ｔａｎａｋａ Ｎａｉｌ「十爪 十色」（黒髑髏）▽かすり「革った店主います」（チロル）▽のせ文具「想（おも）いを『のせ』て…」（ツボクラ）▽みや川「なぜまち一級河川」（友原）▽アマホーム「アマすことなく、紹介します。」（なおあき２０２６）▽シューベル「シューベルたべ～る？」（ひらりー）▽セントラル楽器「人生賛歌」（ｇｏｇｏｈ）▽三洋薬局「〝くすり〟と笑える、粋な毎日に。」（Ａ・Ｋ）▽久保薬局「おくすりバー」（ちゃん）▽有村商事「暮らしの支えをこの場所から」（れお）▽東京堂「世代を繋（つな）ぐ文房具」（博幸）
キャッチコピーの入ったポスターは、市役所、アマホームＰＬＡＺＡ（市民交流センター）、ＡｉＡｉひろば、のせ文具前休憩スペースに掲示し、各店舗で活用される。
採用作品には、安田壮平奄美市長がｗｅｂ上から応募した作品が含まれているが、「忖度（そんたく）はない」（主催者）という。