観光地美化へ清掃作業

地元高校生ら約140人が参加した観光地清掃作業(13日、瀬戸内町古仁屋)

潜水士による海底ごみの回収作業も行われた

地元高校生も参加 古仁屋港周辺で海底ごみ回収
瀬戸内町

 奄美せとうち観光協会、瀬戸内町海を守る会主催の観光地清掃作業は13日、瀬戸内町の古仁屋港周辺であった。県や町役場、地元経済団体のほか、地元高校生ら約140人が参加。港周辺のごみ拾いとともに潜水士による海底ごみの回収、引き揚げ作業も実施し、地域一体となった美化活動が取り組まれた。

 世界自然遺産に登録された町、観光地の美化を目的に2023年4月に開催され、今回で3回目。地元・大島海峡の素晴らしさを認識し、誇りを持ってもらおうと町内の児童生徒らで編成された「海っ子クラブ」所属(予定含む)の古仁屋高生徒25人が初参加した。

 午前9時頃から始まった清掃作業は古仁屋港周辺(瀬久井港、漁港など)で実施した。海底作業は、海を守る会所属業者の小型船3隻、潜水士約20人がペットボトル、缶などのほか、海底の魚網や手銛(てもり)など漁具を回収。各漁港の周辺の道路沿いの清掃作業とともに約1時間半かけて、2㌧トラック1台、軽トラック3台分のごみが回収された。

 古仁屋高1年の永喜亮成さん(15)は「世界自然遺産登録後も意外にごみがあり、少し残念に思った。友達と楽しく取り組めたので、また機会があれば参加したい」と話した。

 瀬久井港で潜水作業を行った海を守る会の武夏樹会長(36)は「台風などでごみが堆積(たいせき)しやすく、定期的な作業は必要。年々参加人数が増えている中、海っ子クラブらの高校生の参加は地域全体への意識付けになったと思う」と話した。

 午後は引き続き、海っ子クラブら中心に同町蘇刈のヤドリ浜海水浴場で清掃作業を実施。海開きが行われた。