総会前にゴキブリ団子を作る会員ら
旧支所活用など計画
ゴキブリ団子づくりも
JAあまみ大島事業本部女性部住用支部の第29回総会が17日、奄美市住用町の市住用公民館であった。2023年度活動報告及び決算と24年度活動計画及び収支予算を承認し、山田千代子支部長ら新役員7人を選任した。また、総会前にはゴキブリ駆除に使用するゴキブリ団子づくりも行った。団子は地域住民らに販売、支部の活動資金などに充てる。
ゴキブリ団子は、ホウ酸やタマネギ、小麦粉などを使用。ミキサーで混ぜ合わせるなどして作った。
24年度の活動計画では、町内の高齢者施設などでのボランティア活動のほか、切り干し大根づくり、無人市の運営、同町の旧JA住用支所でのイベント開催などを予定している。
また、同支部では閉鎖されている旧支所施設を活用した飲食休憩スペースの今年度中の開設なども計画。山田会長は「会員が楽しみながら地域住民や観光客が集えるような場所をつくっていきたい。会員の負担にならない範囲で活動を続けていきたい」などと抱負を語った。
このほか、総会ではJAあまみ大島事業本部による営農指導などを求める意見もあり、同支部として野菜などの栽培にも力を入れていく方針などを確認した。
同事業本部女性部の会員は38人で、うち住用支部は22人と最も多い。山田会長は「女性部の会員拡大に向けた取り組みを今後さらに進めたい」と意欲を示した。
山田会長以外の同支部役員は次の通り。(敬称略)
▽副支部長 渡春代、紀元若子、茂木イク子▽会計 廣畑スエ子▽監事 山下弘子、川智寄子