区長会代表として「集落支援助成金」を受け取った中山昭二区長(18日、大和村役場会議室)
伝統行事継承に
大和村
大和村は18日、人口減少などの影響により財源の減少が見られる村内の11集落を対象に「集落支援助成金」を交付した。役場第一会議室で交付式があり、伊集院幼村長から区長会会長で津名久集落の中山昭二区長(70)に目録が手渡された。
同助成金は2023年度に創設され、交付は今回で2回目。規模の小さい志戸勘集落に10万円、そのほかの10集落には20万円が交付された。総額は210万円。
伊集院村長は「高齢化が進み、厳しい集落運営を強いられていると思う。行事を盛り上げ、伝統をつないでほしい」と思いを込めた。
代表して目録を受け取った中山区長は「豊年祭や八月踊りなど練習だけでも経費が掛かる。会計に余裕が生まれるのでありがたい。集落の伝統行事の継続に努める」と笑顔を見せた。