手作り「こいのぼり」教室

大勢の親子連れが参加したこいのぼり制作教室(27日、奄美市名瀬)

新川こどもまつりを前に 楽しみながら完成
名瀬

 5月5日に開催される「奄美地区新川こどもまつり」(同実行委員会主催)を前に27日、こいのぼり制作教室が奄美市名瀬の新川ふれあい館で開催された。大勢の家族連れが参加し、子どもたちは色とりどりの手作り「こいのぼり」を楽しみながら完成させた。

 今年で6回目を迎える新川こどもまつりの一環。同地区での「こいのぼり」飾りは約30年前から続く恒例行事。28日から5月11日まで福祉施設や事業所からの提供を含め計約400匹が新川(上安勝橋~緑橋間)に飾られる予定。 

 教室では色違いのビニールを基にうろこや目玉を描き、切り貼りしながら模様を作成。実行委員や保護者らが鯉口部分の針り金付けなど手伝う中、子どもたち特製のこいのぼりが完成した。

 名瀬小俣町の大山菜月さん(7)は妹の紗英ちゃん(3)と参加。他の子どもたちを手伝いながら「かわいく作れた。新川に飾られる自分のこいのぼりを見つけ出すのが楽しみ」と話した。

 実行委員長の渡嘉敷誠さん(52)は「他地区の子どもたちにも、こいのぼり作りを楽しんでもらおうと開催している。今後も祭りと合わせて続けていきたい」と語った。