GW闘牛〝千秋楽〟こどもの日フェス

闘牛大会とのコラボセッションで楽しませたお笑いコンビ「紅しょうが」(写真上)と「キヨサク」さんのステージ=5日、徳之島なくさみ館

ゆかりの芸人コンビも登場
徳之島

 【徳之島】徳之島名物のゴールデンウィーク闘牛大会の千秋楽を飾る第2回こどもの日フェスティバル闘牛大会(昭和58・59年生主催)は5日、徳之島なくさみ館(伊仙町)で開催された。同島ゆかりの2023年「女芸人№1決定戦THE W」7代目王者の吉本興業お笑いコンビ「紅しょうが」など2組のステージと闘牛とをコラボセッションさせ、家族連れや闘牛ファンなど約3千人を楽しませた。

 「こどもの日フェスティバル」を冠した同大会は昨年、島内在住の昭和57・58年生まれの仲間たちが厄払いイベントとして初開催。今年は後輩の昭和58・59年生たちが「先輩方の意志と企画を継続。日頃イベントの少ない徳之島の子らにも貢献したい」(南憲寿・実行委員会代表=徳之島町亀津)と奮起した。

 第2回フェスは、お笑いコンビ「紅しょうが」の爆笑ステージで開演。コンビのうち豪快なギャグが人気の熊元プロレス(本名・熊元侑里恵)さん(33)=神戸市出身=は、祖父母が徳之島町花徳出身で、いわゆる徳之島3世。ちびっ子らの飛び入りも促しながら、稲田美紀さんとの掛け合いで沸かせた。引き続き「ウクレレジプシー」ことキヨサクさん(MONGOL800)がソロライブで魅了した。

 小学生の長女とめいの3人で徳之島町から訪れた當志乃さん(33)は、「闘牛大会はよく観戦している。きょうは高校の時に島で歌を聴いたことのあるモンゴル(キヨサクさん)のライブも楽しみに子どもたちを誘って来た。いい企画だ」と話した。

 続いて闘牛大会があり、計8組の激突で沸かせた。