奄美の龍神様をまつった「潮見・龍宮社」

25日のライブ告知をするチラシ

25日に牧岡奈美さん奉納ライブ

 【東京】江東区にこのほど建立された「潮見・龍宮社」で奉納ライブが、東京在住で奄美の人と自然に見せられた会社経営者によって25日に開催される。奄美大島の雰囲気を再現したような社でシマ唄を披露するのは、喜界島出身の唄者・牧岡奈美さん。参加費は投げ銭となっている。

 知り合いの紹介で、十年ほど前に初めて加計呂麻島(瀬戸内町)に立った白山天さん(42)は、その自然の力に圧倒される。その後、何度も訪れるうちに、ひょんなことから奄美市笠利町佐仁にある厳島神社の改修工事に関わることになった。2021年秋のことだった。その間、気さくな島の人、満天の星など、加計呂麻島に魅了された白山さんは「東京で加計呂麻島の社を再現できないだろうか」と思い立つ。やがて東奔西走し、たどり着いたのが潮見駅すぐの運河とつながっているビルの地下だった。3月9日に建立された神社内には「葦船(あしぶね)」が設置されている。奉納ライブは、奄美との絆をさらに深めようとの思いなどから企画されたもの。

 予約方法は1~3の必要事項を確認の上、左記メール宛に連絡すること。
E-mail:contact@shiomi-ryugusha.jp①名前、②予約人数、③連絡先(子どもも一緒に参加可能)予約は23日(木)午後11時59分までで定員になり次第締め切る。

 牧岡さんは「奄美を感じられるような、東京の神社で唄うのがとても楽しみです。シマ唄で奄美を思い出してもらえたら幸いです」と、ライブに向けてコメントを寄せている。最寄り駅はJR京葉線「潮見」駅から徒歩約2分。住所は、江東区潮見2の1の10、メゾンテラメール地下1階。開演は午後2時(午後4時終了予定)。