徳之島町地女連 第50回大運動会

歓喜に包まれた第50回徳之島町地域女性連大運動会=12日、同町体育センター

母の日にハッスル!
和やかに熱戦、中区が連覇

【徳之島】第50回徳之島町地域女性連大運動会(町地域女性団体連絡協議会主催)は「母の日」の12日午前、同町体育センターであった。応援合戦や趣向を凝らしたスポーツゲーム、全体踊りなどで歓喜に包まれた。8集落チーム対抗の採点種目は、昨年に続き中区チームが総合優勝を飾った。

努力目標に「組織を充実させて地域づくりに努めよう」など4項目を掲げての開催。会員や来賓、運営ボランティアの徳之島高バレーボール部員など含め約300人が参加した。

開会式では上原トヨ子会長が「けがのないよう、みんなで手を取り合い、楽しい中にも優勝を…」。来賓祝辞(行沢弘栄議長と木原良治町体育協会長)では、節目の50回大会、合計特殊出生率全国1位にも感謝し「子宝日本一の継続」も期待。選手宣誓では、嘉納さゆりさん(47)=南区=が「私たち昔メーレー(娘)たちは日頃の仕事や家庭でのストレスを十分に発散します」ともアピールしてわかせた。

競技は、2人ひと組でバドミントン・ラケットにボールを載せて運ぶ「でかパンリレー」でスタート。風船割りやパン食い障害物競走の「人生山あり谷あり」、ラグビーボールをほうきで掃いて競う「お母さんは忙しい」、段ボール箱がバトンの「宅配便リレー」など採点種目に湧いた。最終8種目は「花の徳之島」「ワイド節」で全体踊りの輪を広げた。

総合成績では2位に花徳、3位には神嶺チームが続いた。