東京瀬戸内会

恒例の「振り出し」での子ども土俵入り

ルリカケスなどを熱唱する永井龍雲さんによるミニライブ

伊是名の会メンバーも加わり、大興奮の総踊り

第100回総会・芸能祭
500人で大盛況

 【東京】東京瀬戸内会(山田幸一郎会長、三浦雅之幹事長)は第100回東京瀬戸内会総会及び懇親会を品川区の総合区民会館「きゅりあん」で開催した。奄美からの来賓、関東在住者合わせ約500人でにぎわった。参加者は、互いの元気を確かめるよう会合を堪能していた。

 4月29日に開催された同会は郷土遥拝の後、大貫清美さんの司会で第1部がスタート。山田会長は「初代会長昇曙夢様以来、多くの先人たちの並々ならぬ古里への思いと行動に心から感謝する」と笑顔であいさつ。「特集・ふるさとの少年少女に夢と希望を!」と銘打たれた配布冊子を説明した。会務報告、会計報告などが順調に終了。新会長には三浦幹事長が就任することが承認された。

 来賓として、塩田康一県知事が登壇。「奄美群島の市町村と一体となった」と2023年11月の日本復帰記念式典を振り返り、「引き続き『南の宝箱・鹿児島』の魅力を発信する。5月には40回目の奄美群島訪問をする」と語った。鎌田愛人瀬戸内町長は「せとうち未来展望2050」などに触れながらあいさつした。ほか、向野忍町議会議長、原口悟郎関東鹿児島県連合会会長、宮地正治東京奄美会会長が祝辞と感謝の言葉を述べた。その後、朝崎郁恵さんによる「長朝花節」などの祝い唄で第1部が終了した。

 久原卓也さん、瀬戸山千夜子さんの司会で第2部、懇親会・芸能大会へ。大島紬の女性陣と締め込みの男性陣による恒例の「振り出し」の後、伊是名の会が華麗に舞えば、武下流・東京同好会、六調会によるシマ唄などが次々と披露された。永井龍雲さんは「スペシャルミニライブ」として「ルリカケス」などで参加者の涙腺を刺激した。ほか、久永さとみさんも予定になかった母・美智子さんと「スラヨイ黒糖」などを熱唱し、舞台に花を添えた。総踊りで大興奮の100周年記念総会は、新極真会の緑健児代表による「新極真10本締め」に続いて、福山昭雄相談役の万歳三唱で閉幕した。