歯と口の健康週間 入賞12作品決定

作品を並べて審査する審査員ら

県歯科医師会長賞に上薗寛晃君(亀津小5年)

 奄美市名瀬の大島郡医師会館で19日、「第41回大島地区『歯と口の健康週間』小学校図画・ポスターコンクール」(日本学校歯科医会・大島郡歯科医師会共催)の審査があり、入賞12作品が決定した。最高賞の鹿児島県歯科医師会長賞は、亀津小学校5年の上薗寛晃(ともあき)君が受賞し、鹿児島県歯科医師会長賞・大島郡歯科医師会長優秀賞・大島郡歯科医師会長賞(特別)の3人の作品が県のコンクールに出品される。

 同コンクールは、歯と口の健康週間(6月4日~同10日)に合わせ、一人一人の子どもが自分の歯に関心を持ち、歯と口に関して体験したことや、歯科疾患の予防や実践していることなどを表現することを通して、歯と口の健康を保持することを目的に両主催者が実施。大島地区の66校423作品の応募があり、大島郡歯科医師会の畠義一郎副会長ら4人の審査員が入賞作を決定した。

 岸田さゆり審査委員長(元小学校校長)は、「低学年は、歯ブラシの経験を思いめぐらしながら元気よく楽しく表現していた。高学年は細かい所まで観察して、表現を創意工夫し丁寧に描いていた。全体としては子どもたちの、のびのびした作品に審査員も元気をもらえたが、昨年度より作品が少なかったので次回は多くの子どもたちに挑戦してほしい」と話した。

 入賞作品は県立奄美図書館で、6月1日~10日まで展示予定。奄美新聞ジュニア面でも掲載する。

 入賞者は次の通り。(敬称略)

【鹿児島県歯科医師会長賞】上薗寛晃(亀津小5年)

【大島郡歯科医師会長優秀賞】池山鈴夏(龍郷小1年)

【奄美市長賞】田畑璃奈(名瀬小6年)

【損害保険ジャパン㈱賞】大窪柚結(龍郷小2年)

【SOMPOひまわり生命保険㈱賞】池畑海莉(母間小5年)

【大島郡歯科医師会長賞】永田旭(古仁屋小1年)、藤田柊亮(与路小2年)、斉藤こころ(古仁屋小3年)、下窪悠友(亀津小3年)、青井梨子(朝日小4年)、片野田優海(小宿小5年)

【大島郡歯科医師会長賞(特別)】池上結(亀津小6年)