ハンセアティックS初寄港

名瀬港に初寄港した国際クルーズ「ハンセアティック・スピリット」

欧米客173人、アクティブに島巡る
名瀬港で歓迎

 バハマ船籍の国際クルーズ船「ハンセアティック・スピリット」(ハバグロイド・クルーズ社、ドイツ)が24日、奄美市の名瀬港観光船バースに初めて入港した。同港への寄港は今年度3隻目。欧米から訪れた外国人客らがバスツアーなどに繰り出し、奄美の自然や伝統文化をアクティブに楽しんだ。

 同船は全長約138㍍、総トン数1万5651㌧を誇り、欧米の乗客173人が乗船。船は極地航海にも耐える高い機能を追求した探検船で、研究や文化に関心の高い客層が特長となっている。

 船は今月10日にパラオ・コロール島を出発し、フィリピンに点在する島々などを周遊。台湾、沖縄を経て午前9時半頃に同港に寄港した。

 ふ頭では、市や観光事業者らが手を振って入港する船を出迎えた。船を降りた乗客らは住用町や笠利町を巡るツアーバスにさっそうと乗車。乗客の8割にあたる約140人が島巡りに繰り出した。

 セレモニーは船内で行われ、諏訪哲郎副市長が船員らを歓迎した。フィッシャー・クラース船長が、船を案内し冒険好きの乗客が多いことを説明した。

 ドイツから来た女性は「初めて来たけど海がきれいな島。おいしい料理を食べたい」とシャトルバスで市街地に出かけた。

 船は屋久島や長崎などを経て28日に韓国に寄港。18日間の旅を終えるという。