今年のスモモを試食する塩田知事(左)
生産減も味良好 大和村
【鹿児島】大和村の伊集院幼村長らは7日、県庁で塩田康一知事を訪問し、同村で生産された今年のスモモを贈呈した。
スモモは同村の特産品。昨年は例年並みの約57㌧の生産量があったが、今年は1、2月の頃の暖冬が影響したことで生産量が20㌧ほど減少し、30㌧程度になる見込み。例年5月中旬から6月中旬までが出荷時期となるが、生産が少なかった分、現時点で今年の分の出荷はほぼ完了したという。それでも「農家の皆さんが適切に管理したことで、味は例年通りのものができました」(伊集院村長)。
試食した塩田知事からも味の「お墨付き」をもらい伊集院村長は「農家の皆さんも、安心できる。これからも村の伝統産業であるスモモ作りを守っていきたい」と話していた。