奄美deアート合宿

成果発表で、有名ミュージカルの1シーンを表現した受講生

成果披露で表現
延べ25人 即興パフォーマンス学ぶ

 奄美市地域おこし協力隊の谷よう子さんがプロデュースする「奄美deアート合宿」(同市、市教委主催)が23日から3日間の日程であった。最終日の25日は、同市名瀬長浜町の奄美文化センター敷地内で、受講生は来島した講師の指導を基に即興パフォーマンスを披露。受講生の表現力に谷さんは「表現する楽しさを理解している。今後も発表の場を増やしたい」と話した。

 市の2018年度国際交流支援助成事業で実施。演劇の分野で実績を持つ、カナダ人ダンサーのハリエット・チャンさんや勝部ちこさん、鹿島聖子さんを招き、宿泊体験を通じ、奄美大島島内外の児童から一般まで、延べ25人が発声方法や即興演技(インプロビゼーション)を学んだ。

 成果発表で受講生は、世界的に知られるミュージカル「キャッツ」の1シーンを披露。同センター1階フロアで猫のしぐさで、音楽に合わせ四つんばいで歩いたり、動き回ったりしながら演技した。

 またセンター敷地内の古民家を舞台にした即興演技では、窓に寄りかかる、歩く、互いに触れる―などを思い思いに表現。奄美大島在住のシンガー・ソングライター西平せれなさんが演奏する音楽も舞台演出に華を添えた。

 市内のホテルから通ったという 瀬戸内町嘉鉄の柳澤大雅さん(57)は「本格的な演技指導を受ける機会はめったになく、表現方法を学ぶことが出来た」。鹿児島市の荒殿こころさん(小6)は県イベントで参加した八月踊りに感化され、今回参加。「最初は難しかったけれど、自由な気持ちで表現することが楽しくなった」とそれぞれ笑顔を見せた。