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山形出身の湯澤真さん来島 被災地を忘れないでほしい

山形出身の湯澤真さん来島 被災地を忘れないでほしい

【写真説明①】
 全国を巡り、被災地の状況を伝えている湯澤真さん

写真①
【写真説明②】
 フラッグには、全国各地から被災地への想いが書き込まれている

写真②

現状を伝える

 「被災地の復興は進んでいない。震災を風化させてはいけない」―。

 東日本大震災直後、ボランティアとして1年以上活動してきた湯澤真さん(26)が26日、和泊町の中央公民館で講演会を開き、被災地の現状を伝えた。

 湯澤さんは、震災後の昨年7月から今年9月まで宮城県南三陸町でボランティア活動を続けてきた。

 現在は、被災地を元気にしたいと「全国をつなげよう 災害絆プロジェクト」をスタートさせ、湯澤さん自身が取材した岩手、宮城、福島の現状を全国各地に伝えながら、出会った人々から被災地へのメッセージを集めている。

 会場では、震災で跡形もない住宅街や津波で打ち上げられた船などの写真を見せ「被災地のことがメディアで語られなくなった」。

 「宮城県石巻の大川小学校は、多くの児童が亡くなった場所。今も校舎が残っている」。

 「被災者の中には、南三陸町の防災庁舎を見ると、3月11日のことを思い出す人もいる」と被災者の声や被災地を見て感じたことを語った。

 また、福島県について「南相馬市の一部が、原発から20キロ圏内の警戒区域から解除されたが町は地震直後のままで、目に見えない放射線の怖さがある」と説明。

 放射能の影響で地面の上で遊べず怯えながら生活している子ども達や放射能の影響で出産をためらう親がいることを挙げ「震災を風化させず、そこから学ぶものがあるはず。

 子ども達のために明るい未来を作りたい」と話した。

 参加者は、全国から被災地へのメッセージが書かれたレインボーフラッグに「遠いけれども忘れない」。
「被災地の状況を実感した」と、東北の復興を願い書き込んだ。
 講演会を主催した同町教育委員会の太剛志さんは「私が被災地でボランティアをしていた時に湯澤さんに出会った。このプロジェクトを知り、沖永良部に来てくれないかと頼んだら快く引き受けてくれた。講演会をきっかけに、多くの人に被災地のことを知ってもらい、沖永良部と被災地をつなげる活動をしていきたい」と話した。
 

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