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与論町まちづくり懇

与論町まちづくり懇

0830与論町まちづくり懇談会・新庁舎建設基本計画説明会
住民約40人が集まった「まちづくり懇談会・新庁舎建設基本計画説明会」=与論町=

人口対策や環境保全懸念

新庁舎建設、事業者選定方法など報告

 【沖永良部】2017年度与論町まちづくり懇談会・新庁舎建設基本計画説明会が30日、同町地域福祉センターであった。町執行部が今年度の町政運営における具体的施策と事業を説明。町民からは「人口を増やすために、どの産業に力を入れるのか」「農業で使用する化学肥料が島の環境に影響を与えているのでは」などの意見が出た。新庁舎建設計画では、検討委員会でまとめた施設整備手法や事業者の選定方法について報告が行われた。

 懇談会は、行政側15人に対し町民約40人が参加。山元宗町長は「昨年は台風災害などの影響がなく、全町的に概ね経済の活性化が見られた。しかし、町民所得水準は他市町村に比べ依然低位に推移しており、さらに積極的な取り組みが求められる」と述べ、奄美群島の国立公園指定による経済活動の活性化と交流人口の拡大を見据えた島伝いの観光振興策や、ふるさと留学制度などの推進を主要施策に挙げた。

 教育行政における重点施策は▽「与論ことわざ」等の指導計画への位置付けと活用▽「自学ノート」の推進▽キャリア教育の充実▽高校・中学の全学年2学級存続に向けた連携充実▽人権教育に関する学習機会の充実―など。

 質疑では「観光案内用の道標の点検をしてほしい」「戦争のことを忘れないよう終戦の日や原爆の日に防災無線で黙とうを呼びかけてほしい」「牛のし尿の管理は出来ているのか」などの意見要望が出た。

    ◇

 懇談会の後、新庁舎建設基本計画説明会を開催。施設整備手法については、設計施工一括発注方式(DB方式)の採用を報告。理由として「設計施工を分離発注した場合、建設コストの縮減や事業期間短縮の効果があまり期待できない」「東京オリンピックに向けた建設需要の高まりによる作業員不足や建設資材の調達等にも対応できる」と説明した。

 事業者の選定方法は、技術提案を受けて最も相応しい事業者を選ぶ「プロポーザル方式」を採用。同方式によるスケジュールは、9月に募集要項を配布し、1次・2次審査を経て12月の契約を予定。

 新庁舎の建設場所は同町茶花の旧町立診療所用地を中心とする一帯で、事業手法は従来方式(公共事業方式)を採用。総事業費10億2100万円(町債額5億2170万円、基金額4億9930万円)、建物は耐震構造で延べ床面積2200平方㍍を計画。事業完了は2019年度内を見込んでいる。また、太陽光発電の導入推進や新設道路についての説明もあった。

 参加者からは「事業者の中に地元業者は選ばれるのか」「事業者選定の経緯を町民に見える形で行ってほしい」との意見が出た。

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