名瀬中体育大会

名瀬中体育大会

開催時刻を遅らせて開催された名瀬中体育大会。選抜男子1500㍍走で力走する生徒

 

 

開会時刻遅らせ開催
若さはじけるプログラム

 

 奄美市立名瀬中学校(外西一彦校長、生徒220人)の第72回体育大会は22日、台風17号の影響で開催がどうなるか心配されたが、開会時刻を2時間遅らせ、2プログラムを中止し、20プログラムの順番を変更して午前10時半すぎから開催された。徒競走、リレー、踊り、相撲体操、応援合戦、フォークダンスなど若さあふれるプログラムを次々と繰り広げた。

 大会スローガンは「輝~青春の波 努力の炎に栄光を~」。開会式で外西校長は「皆さんの力を全力で出し切って頑張ってほしい」と激励した。

 午前中は、紅白別のエール交換から始まり、1年男女短距離走、選抜女子800㍍走、選抜男子1500㍍走、女子全員による踊り(島のブルース、名中音頭)、男子全員によるエッサッサ相撲体操が行われた。

 会場には保護者、家族、地域民ら大勢の人々が訪れた。イスを持参してテント下などで見守り、生徒の走りに声援や拍手を送ったり、わが子の走りをカメラや携帯カメラ、ビデオに収める姿があちこちで見られた。

 学校側によると、体育大会前に村上建設がボランティアで同校グラウンドの整地作業を行った。砂を入れ機械を使用し整地した。砂はグリーンティックが提供した。

 また、大会当日早朝には、職員がグラウンドにある雨水をスポンジで吸い取り、取り除く作業を行い、生徒も同様の作業をし、体育大会ができるように協力した。