クリスマスムードで楽しく親睦

奄美看護福祉専門学校学生たちと触れ合った養護学校児童たち

看護福祉専門学校 養護学校児童招待し交流会

 奄美看護福祉専門学校(向井奉文校長)は6日、県立大島養護学校児童らとふれあう「第21回大島養護学校小学部招待クリスマス交流会」を奄美市名瀬の同専門学校で開いた。招待を受けた児童たち24人は、サンタやトナカイ衣装のお兄さんお姉さんとダンスや遊具で遊んで食を囲むなど、クリスマスムードの親睦を楽しんだ。

 会は、児童との交流を通した学習成果の実践が目的。こども・かいご福祉学科31人、介護学科39人の学生が、それぞれの児童を受け持ち担当した。

 バスで到着した児童たちは、学生と手をつないで会場に入場。実行委員から「思い出になるように最後まで楽しんで」とあいさつがあり、交流会はスタートした。

 まずはお互いに「パプリカ」や「ジングルベル」の曲にリズム合わせてダンスを披露。自由時間には、シャボン玉やお絵描き、ボーリングなど学生手作りの遊具でにぎやかに遊んだ。

 昼食にはカレーライスが振る舞われ、クリスマスケーキもペロリ。最後は、学生が心を込めて作ったカラフルな三角帽子がプレゼントされるなど、聖夜気分のひと時を満喫した。

 6年・山口こころさんは「(遊具の)新聞プールでみんなで紙をかけ合って楽しかった」とにこり。こども・かいご福祉学科2年・米田隆人実行委員長は「子どもたちに伝えきれない事も多々あったが、みんなの笑顔が見られてよかった」と話した。