「優秀団体」受賞を要田憲雄教育長(手前左)に報告する名瀬水泳スポーツ少年団関係者(後方)ら
名瀬水泳スポーツ少年団(勇和彦監督、小学生11人、中学生3人所属)は、今年1月7日付で公益財団法人・日本水泳連盟(青木剛会長)から「2019年度優秀団体」表彰を受けた。27日、勇監督(45)と団員3人らが奄美市役所の要田憲雄教育長を表敬訪問し、受賞を報告した。
表敬訪問には、団員の長田央二朗主将(名瀬小6年、自由形・背泳ぎ)、勇海翔くん(同5年、平泳ぎ・背泳ぎ)、重田瑠依くん(同、バタフライ・自由形)の3人が参加。要田教育長は「(活動報告書の)資料を見てびっくりした。かなり古い時期から活動を始めて継続していることを知った。(受賞は)大変うれしく思う。活動を後輩に引き継いでほしい」と激励した。出席者で記念撮影した。
日本水泳連盟の資料によると、同連盟では水泳の普及・振興活動で実績を挙げた優秀団体表彰を行っている。「記念事業ならびに栄章規程」に基づき、生涯スポーツ委員会が管轄する表彰事業。優秀登録団体推薦基準「水泳普及・振興活動を永続的かつ組織的に実施し、実績を挙げた団体(加盟団体推薦)」に基づき、表彰している。
今回は、全国で20団体が表彰を受けた。
勇監督によると、県水泳連盟から推薦を受け、県代表として受賞が決まった。
名瀬水泳スポーツ少年団の登録年月日は、1988(昭和63)年だが、「(関係者の話によると)学校部活動としては昭和40年代からやっていたらしい」(勇監督)。
勇監督は「古くから活動し、継続できたのは、指導者や家族らのおかげであり、感謝したい。その努力に報いるために今後も頑張っていきたい」と述べ、長田主将は「(受賞の話を聞いたときは)うれしかった。みんなで頑張って取れた賞。中学でも水泳を続け、タイムを上げていきたい」と話した。